こんにちは。モノスワ公式ブログ、運営者の「アキ」です。
このブログ「モノスワ公式ブログ」は、物々交換アプリ「モノスワ」の運営チームが、トレカ・推し活グッズ・バイク用品を「売って買い直す」のではなく「交換で手に入れる」ためのコツをまとめたサイトです。
このサイトで読めること
- 🔁 トレカ・グッズ交換のコツ(探し方・DM・郵送)
- 🃏 ジャンル別の相場と探し方(ポケカ・遊戯王・推し活トレカ)
- 📱 物々交換アプリの使い方と比較
交換の相手が決まって、いざ送る段階になると「切手はいくら貼ればいいの?」「追跡はつけたほうがいい?」「相手に住所を教えるのが少し怖い」「先送りって言われたけど、どっちが先に送るのが普通?」と、急に分からないことが増えますよね。トレカ交換の郵送は、交換そのものより、この送る工程でつまずく人が多いかなと思います。
私はアプリ「モノスワ」の運営チームで宣伝を担当しています。モノスワは交換相手を探すところまでを担当するアプリで、荷物の配送には関わりません。だからこそ送り方については、日本郵便の公式ページに書かれている料金と条件だけをもとに、できるだけ中立に整理します。2026年10月1日にクリックポストの運賃が変わったばかりなので、古い記事の金額をそのまま信じないように、執筆時点の数字で揃えました。
この記事では、郵送で交換するときの流れ、必要な梱包アイテム、一番安い送り方、追跡や補償をつける方法、複数枚やデッキ単位を送る方法、枚数と価値で決める早見表、そして同時発送と先送りの決め方や届かなかったときの対応まで、順番に見ていきます。
この記事でわかること
- トレカを郵送で交換するときの流れと、発送前に相手と決めておく3つのこと
- 2026年10月時点の料金で、1枚なら85円から、追跡つきなら320円から送れる具体的な方法
- 複数枚やデッキを送るときのクリックポスト(240円)とゆうパケット(360円)の使い分け
- 先送りを頼まれたときの考え方と、届かない・折れていたときにどこへ相談するか
トレカ交換の郵送のやり方と送り方の選び方
前半では、まず郵送交換の全体の流れを押さえてから、梱包に必要なもの、そして「どの送り方を選ぶか」を料金の安い順に見ていきます。送り方は日本郵便だけでもミニレター、定形郵便、特定記録、簡易書留、クリックポスト、ゆうパケット、レターパックと選択肢が多いので、最後に枚数と価値で選べる早見表にまとめますね。
郵送交換の流れを5ステップで確認
郵送での交換は、相手と条件が合ってから、お互いの手元にカードが届くまでに、だいたい次の5つの段階があります。先に全体像を知っておくと、どこで何を決めればいいかが見えてきます。
ステップ1:交換するカードと状態をお互いに確認する
「このカードとこのカードを交換」という内容に加えて、傷や白かけ、スリーブに入れたまま送るかどうかまで、写真つきで確認しておきます。届いてから「思っていた状態と違う」となるトラブルは、ここをあいまいにしたまま進めたときに起こりやすいです。
ステップ2:送り方と発送日を決める
普通郵便にするのか、追跡をつけるのか、送料は各自負担か。それと「いつ出すか」を決めます。発送日を決めておくと、後で説明する同時発送がスムーズに進みます。相手が土日しか郵便局に行けないなら、ポスト投函できる方法に寄せるなど、ここでお互いの都合をすり合わせておくのがコツです。
ステップ3:住所と名前を交換する
郵便番号・住所・名前を、DMやチャットで送り合います。マンション名や部屋番号の抜けは配達されない原因になるので、受け取った住所は封筒に書く前にもう一度見返してください。住所を教えることへの不安については、後半でまとめて書きます。
ステップ4:梱包して発送し、投函や受付の報告をする
スリーブ、硬質ケース、OPP袋の順に包んで封筒に入れ、ポストに投函するか窓口で差し出します。出したら「〇日の〇時ごろに投函しました」と相手に伝え、追跡をつけた場合は追跡番号も共有します。
ステップ5:受け取ったら到着と状態を報告する
届いたら、その日のうちに「届きました、状態も問題ありません」と連絡して終了です。相手も同じように報告してくれれば、取引完了です。モノスワの場合は、チャットでこの到着報告をして取引を完了させる流れになっています(詳しくは前半の最後で紹介します)。
必要な梱包アイテムと100均で揃うもの

梱包に必要なものは多くありません。基本は「スリーブ」「硬質ケース(ローダー)」「OPP袋かチャック袋」「封筒」の4つで、どれも100円ショップのトレカコーナーや文房具売り場、郵便局で手に入ります。カードを1枚ずつスリーブに入れて擦れを防ぎ、硬質ケースで折れを防ぎ、OPP袋で水濡れを防ぐ、という3層の考え方です。
封筒は、トレカ数枚なら長形3号(長3)が定番です。日本郵便の定形郵便は「長さ14〜23.5cm、幅9〜12cm、厚さ1cm以内、重さ50g以内」が条件で、長3封筒はこの範囲に収まります。封筒の宛名の書き方や、3層梱包の具体的な手順、硬質ケースに何枚まで入れるかといった細かい部分は、トレカ交換のやり方をまとめたハブ記事の郵送パートで写真つきに解説しているので、初めての方はそちらも合わせてどうぞ。
あると便利なもの
- マスキングテープ:硬質ケースが封筒の中で動かないように留める。セロハンテープはケースに貼らない
- 厚紙(封筒サイズ):枚数が多いときに挟んで補強する。ただし厚さと重さが増えるので定形の条件を超えないように
- はかり:家にキッチンスケールがあれば、50gを超えていないか確認できる。なければ郵便局の窓口で量ってもらえます
硬質ケースは、カードの枚数ぶん用意するのが基本です。ケース1つに2枚入れるとカード同士がこすれるので、枚数が多いときはケースを増やすか、相手に「2枚ずつでもいいですか」と確認してから。この一言があるだけで、届いたときの印象がだいぶ違います。
一番安い送り方はミニレターと定形郵便
「トレカを一番安く送る方法は?」という質問への答えは、執筆時点(2026年10月)の日本郵便の料金表で言うと、ミニレターの85円か、定形郵便の110円です。ただし、どちらも追跡と補償がない普通郵便なので、何を送るかで判断が変わります。
ミニレター(郵便書簡)85円
ミニレターは、便箋と封筒が一体になった郵便書簡で、料金は85円です。重さ25g以内、厚さ1cm以内という条件があり、薄いものなら中に同封できます。推し活トレカ1枚をスリーブに入れただけなら収まることが多いのですが、硬質ケースを入れると厚さや重さの上限を超えやすいので、使うなら郵便局の窓口で一度量ってもらうと安心です。ミニレターは郵便局の窓口で購入します。
定形郵便110円
いちばん使われているのがこの方法です。長3封筒に硬質ケース入りのトレカを入れ、110円切手を貼ってポストに投函します。条件は50g以内・厚さ1cm以内。カード1枚は数グラムなので、硬質ケースと封筒を合わせても50gに収まることがほとんどですが、何枚も重ねると厚さ1cmのほうを先に超えます。
「切手は84円でいいの?」と聞かれることがまだありますが、84円は以前の料金です。古い投稿を参考にして貼ると料金不足になり、相手に不足分の請求が行くか、自分に戻ってきます。執筆時点の定形郵便(50g以内)は110円です。切手は郵便局のほか、コンビニでも買えます。
定形外郵便(規格内)140円から
厚さが1cmを超えたら、定形外郵便の規格内(長さ34cm以内・幅25cm以内・厚さ3cm以内・1kg以内)になります。料金は50g以内で140円、100g以内で180円、150g以内で270円、250g以内で320円です。硬質ケースを3つ4つ重ねて厚さ1cmを超えたときは、こちらの料金になると覚えておいてください。
普通郵便の共通の注意点
- 追跡も補償もありません。日本郵便の手紙のページにも「貴重品を送る際は書留をご利用ください」「追跡可能はオプション利用時のみ」と書かれています
- 土日祝は普通郵便の配達がお休みです。金曜に出すと週明けの配達になることがあります
- ポストの収集時刻を過ぎると翌日の収集になります。「今日出した」と伝えるときは収集時刻も見ておくと親切です
コンビニについて補足すると、切手を貼った普通郵便は、店内にポストが設置されているコンビニならそこから出せます。レジで荷物として預かってもらう形ではないので、店員さんに渡すのではなく、ポストに入れる、と覚えておくと迷いません。
追跡をつけるなら特定記録と簡易書留

普通郵便で困るのは、届かなかったときに「出した」「届いていない」の水掛け論になることです。これを避けるのが、定形郵便にオプションとして付けられる特定記録と簡易書留です。どちらも郵便局の窓口で「書留・特定記録郵便物等差出票」に記入して差し出す必要があり、ポスト投函はできません。
特定記録 +210円(合計320円)
特定記録は、郵便物の引受けを記録し、配達状況をインターネットで確認できるオプションで、料金は基本料金に210円を加算します。定形郵便なら110円+210円で合計320円です。配達は受取人の郵便受けに入れられるので、相手が不在でも受け取れます。補償はありませんが、「いつ引き受けられて、いつ配達されたか」が双方で確認できるので、初めての相手や、レートの高めなカードを送るときの基本の選択肢と考えています。
簡易書留 +350円(合計460円)
簡易書留は、引受けと配達を記録し、万一壊れたり届かなかったりした場合に原則5万円までの実損額が賠償されるオプションで、料金は基本料金に350円を加算します。定形郵便なら合計460円。土日祝も配達されるのが特定記録との違いのひとつです。さらに高額なカードなら、損害要償額10万円までの一般書留(+480円)もあります。ただし賠償は「実損額」が基準なので、交換で得た相手のカードの価値をどう証明するかは簡単ではありません。補償を過信せず、そもそもトラブルになりにくい相手と交換することのほうが大事かなと思います。
追跡の要否はこう考える
- 相手が何度も交換している知り合いで、カードのレートも低い → 普通郵便110円で十分なことが多い
- 初めての相手、または「届いていない」と言われたら困るカード → 特定記録320円
- 5万円以内で補償がほしい、土日に配達してほしい → 簡易書留460円
追跡をつけた場合は、差し出したときに受け取る控えの番号を相手に伝えます。番号を共有するだけで「ちゃんと出してくれた」という安心感が生まれるので、210円の価値は十分あると感じています。
複数枚やデッキはクリックポストとゆうパケット

ポケカや遊戯王などのTCGで、10枚、20枚、あるいはデッキ単位で交換するときは、厚さが1cmどころか3cmに近づくので、定形郵便では送れません。この場合は、追跡つきの荷物として送れるクリックポストかゆうパケットが候補になります。ポケカの交換そのものの進め方はポケカ交換のやり方にまとめています。
クリックポスト 240円(2026年10月1日から)
クリックポストは、自宅で運賃を支払ってあて名ラベルを印刷し、ポストに投函する日本郵便のサービスです。2026年10月1日に運賃が185円から240円に改定され、同時に引受条件も変わりました。執筆時点の条件は、長さ34cm以内・3辺合計60cm以内で郵便ポストに投函できるもの、重さ2kg以内、全国一律240円です。追跡ができ、ポスト投函口に入る厚さの目安は3cmと案内されています。
注意点が3つあります。ひとつは、利用にYahoo! JAPAN IDかAmazonアカウントと、クレジットカード払いの登録が必要なこと。ふたつめは、差出方法が「原則として郵便ポストへの投函」になり、ポストが満杯などの例外を除いて窓口で出せなくなったこと。コンビニ店内のスマリボックスなどからも発送できません。みっつめは、損害賠償がないことです。公式ページに「万一配送途中に事故があった場合でも、内容品の損害賠償は行いません」と明記されています。
ゆうパケット 360円
ゆうパケットは、3辺合計60cm以内・長辺34cm以内・厚さ3cm以内・1kg以内の荷物を全国一律360円で送れるサービスです。郵便局でもらえる専用のあて名シールを貼れば、ポスト投函でも窓口でも差し出せます。追跡ができ、損害賠償はありません。クリックポストよりは高いですが、IDの登録やラベルの印刷がいらないので、「プリンターがない」「アカウントを作りたくない」という人はこちらが手軽です。
レターパックライト 430円・プラス 600円
A4サイズ・4kg以内まで送れる専用封筒で、ライト(430円)は厚さ3cm以内で郵便受けに配達、プラス(600円)は厚さの制限がなく対面で受領印をもらう配達です。どちらも追跡ができます。デッキケースごと送るような厚みのあるものはプラスが向いています。損害賠償はありません。
スマートレターは追跡がないので注意
A5サイズ・厚さ2cm・1kg以内を210円で送れるスマートレターは、料金だけ見ると魅力的ですが、追跡なし・損害賠償なし・土日祝の配達なしです。「210円で追跡つき」と思い込んでいる人がときどきいるので、交換で使うなら相手にも伝えておきましょう。
ゆうパケットポストは交換では使えません
フリマアプリでよく見る「ゆうパケットポスト」「ゆうパケットポストmini」は、ゆうゆうメルカリ便など対応するフリマアプリ・ECサイトの取引で二次元コードを発行して使う仕組みです。個人同士の交換では発行できないので、匿名配送もこの方法では使えません。
枚数と価値で決める送り方の早見表
ここまでの送り方を、執筆時点(2026年10月)の料金で一覧にします。料金は変わることがあるので、実際に送る前に日本郵便の公式サイトで最新を確認してください。
| 送り方 | 主な条件 | 料金 | 追跡 | 補償 | 出し方 |
|---|---|---|---|---|---|
| ミニレター | 25g・厚さ1cm以内 | 85円 | なし | なし | ポスト可 |
| 定形郵便 | 50g・厚さ1cm以内 | 110円 | なし | なし | ポスト可 |
| 定形外(規格内) | 50g・厚さ3cm以内 | 140円〜 | なし | なし | ポスト可 |
| 定形+特定記録 | 定形と同じ | 320円 | あり | なし | 窓口のみ |
| 定形+簡易書留 | 定形と同じ | 460円 | あり | 5万円まで | 窓口のみ |
| スマートレター | A5・厚さ2cm・1kg | 210円 | なし | なし | ポスト可 |
| クリックポスト | 長辺34cm・3辺60cm・2kg | 240円 | あり | なし | 原則ポストのみ |
| ゆうパケット | 厚さ3cm・1kg | 360円 | あり | なし | ポスト・窓口 |
| レターパックライト | A4・厚さ3cm・4kg | 430円 | あり | なし | ポスト可 |
| レターパックプラス | A4・4kg | 600円 | あり | なし | ポスト可・対面配達 |
この表をもとに、よくある3つのケースで考えてみます。
- 推し活トレカ1〜3枚、相手は交換歴のある人:定形郵便110円。硬質ケースを3つ重ねて厚さ1cmを超えそうなら定形外140円
- 推し活トレカ1〜3枚、相手は初めて、または人気の高いカード:定形+特定記録320円。相手にも同じ方法で送ってもらえるように提案する
- TCGを10枚以上、またはデッキごと:クリックポスト240円(ID登録とラベル印刷ができる人)か、ゆうパケット360円(郵便局でシールをもらって貼るだけ)
送料を誰が負担するかは、「お互いに自分の分を払う」が交換の基本です。片方だけ特定記録をつけたいときは、自分の分だけ追加料金を払えば済むので、相手に同じ方法を強制する必要はありません。ただ、「お互い追跡つきにしませんか」と最初に提案しておくと、後で気まずくならずに済みます。
モノスワはチャットで送り方を決める

ここで、私たちのアプリ「モノスワ」で交換する場合の送り方についても、正直に書いておきます。モノスワはトレカ・推し活グッズ・バイク用品の3ジャンルに絞った物々交換アプリで、2026年5月に公開しました。無料で使えて、iPhone(iOS 16以降)に対応しています。Android版は年末リリース予定です。
はっきりお伝えしておきたいのは、モノスワは配送を仲介しません、ということです。フリマアプリのように、アプリ内で送り状を発行したり、匿名配送を使ったりする機能はありません。マッチした相手とアプリ内のチャットで、送り方・発送日・住所を2人で決めて、それぞれが郵便局やポストから送る形です。なぜそうしているかというと、交換はお金が動かないので、フリマのように運営が決済と配送をまとめて預かる構造が成り立ちにくいからです。その分、この記事で紹介したような日本郵便のサービスを自分で選ぶ必要があります。
チャットで決めておく3つのこと
- 送り方:普通郵便か、特定記録か、クリックポストか。お互いが同じ方法である必要はないが、追跡の有無は揃えると安心
- 発送日:「〇日に出します」をお互いに宣言する。可能なら同じ日に。都合が合わなければ、先に送る側と後に送る側を決める
- 共有する情報:投函したら時刻を報告、追跡をつけたら番号を共有、届いたら状態を報告して完了
上のスクリーンショットは、実際にモノスワのチャットで取引が完了したときの画面です(相手のユーザー名は隠しています)。画面の上に「交渉・発送準備・発送済み・受取確認・評価・完了」のステータスが並んでいて、お互いがどこまで進んだかをチャットの中で確認できます。発送の報告と到着の報告をチャットに残しておくと、万が一のときに「いつ何を伝えたか」を後から確認できます。モノスワがどんな人に向いているか、そもそも物々交換アプリとフリマアプリは何が違うかは、物々交換アプリの現状と2026年に使えるサービスの比較記事にまとめています。運営チームについては運営者情報をご覧ください。
送り方を自分で選ぶ必要はありますが、逆に言えば「110円の普通郵便でいいよ」とお互いが納得すれば、送料をかなり抑えて交換できるということでもあります。手元のダブりを、送り方まで相談しながら交換したい方は、まずアプリで相手を探してみてください。
無料・iPhone(iOS 16以降)・Android版は年末リリース予定
トレカ交換の郵送で失敗しないための注意点
後半は、送り方が決まった後に出てくる「人と人の間」の問題です。住所を教えること、どちらが先に送るか、届かなかったときにどうするか。どれも郵便の料金表には書かれていないけれど、郵送交換で実際にもめやすいポイントなので、公的機関の案内と、交換のコミュニティで広く行われている慣習を分けて説明します。
住所の伝え方と匿名で送れない現実
郵送で交換する以上、相手に自分の住所と名前を伝えることは避けられません。先ほど書いたとおり、フリマアプリの匿名配送はそのアプリの取引の中でしか使えないので、個人同士の交換では「住所を教えない方法」は、執筆時点では現実的にありません。
住所を教える前にできること
できるのは、教える相手を選ぶことです。交換の条件が決まる前に住所を聞いてくる、やりとりの返事が極端に早すぎたり遅すぎたりする、プロフィールに交換の実績や過去の投稿がまったくない。こういった相手には、住所を渡す前に一度立ち止まってください。断るときは「今回は見送らせてください」で十分で、理由を細かく説明する必要はありません。
住所の書き方と伝え方
住所は、郵便番号・都道府県から部屋番号まで、省略せずに送ります。受け取った側は、封筒に書き写した後に、もう一度チャットの文面と照らし合わせてください。番地の数字違いや部屋番号の抜けが、郵送トラブルでいちばん多い原因です。差出人(自分)の住所も封筒の裏に書いておきましょう。宛先不明で配達できなかったときに戻ってくる先がなくなるので、「書きたくない」という気持ちは分かりますが、ここは書いておくことをおすすめします。
どうしても住所を知られたくない場合
匿名配送が使える取引の形を選ぶほうが向いています。フリマアプリの交換機能や匿名配送に対応したサービスについては、グッズ交換アプリの比較記事で、匿名配送の有無を軸に整理しています。トレカに絞った比較はトレカ交換アプリの比較と選び方にあります。モノスワには匿名配送がないので、無理に使う必要はありません。
同時発送と先送りはどう決めるか
郵送交換で必ず出てくるのが「どっちが先に送るか」です。交換のコミュニティでは、お互いが同じ日に発送する「同時発送」と、片方が先に送って相手が届いてから送る「先送り(先出し)」という言い方が定着しています。これは日本郵便のルールではなく、あくまで交換する人たちの間の慣習なので、相手によって認識が違うこともある、という前提で読んでください。
基本は同時発送
お互いにリスクが同じになるのは同時発送です。「〇日の午前中に出します」と日を決めて、出したら投函の報告をし合います。ここで、投函したポストと封筒を写した写真や、ポストに入れる瞬間の短い動画を送り合う人も多いです。写真や動画に法的な効力があるわけではありませんが、「本当に出した」という安心感をお互いに持てるので、慣習としては理にかなっているなと感じます。郵便局の窓口で出したなら、受付の控えや、特定記録の番号を共有するほうが確実です。
先送りを頼まれたとき
相手から「先送りでお願いできますか」と言われたときは、「なぜ先送りなのか」を一度考えてみてください。相手が交換の実績を多く持っていて、新しい相手には先送りをお願いする決まりにしている場合もありますし、単に過去に届かなかった経験があるだけの場合もあります。一方で、先送りをお願いして相手のカードを受け取ったあとに連絡が取れなくなる、いわゆる先送り詐欺の形も、交換の界隈では昔から注意喚起されています。
先送りを受けるかどうかは、「このカードが戻ってこなくても諦められるか」で決めるのが、運営チームとしてのおすすめです。諦められないカードなら、同時発送か、せめて特定記録つきの同時発送を提案する。それでも先送りを譲らない相手なら、今回は見送る。この基準なら、相手を疑う言い方をせずに済みます。
相手に先送りをお願いしたいとき
逆に、自分が先送りをお願いしたいときは、理由を正直に書き、相手が断っても気を悪くしない前提で頼むのがマナーです。「初めての方には先送りをお願いしています。難しければ同時発送で大丈夫です」のように、選択肢を残して伝えると角が立ちません。
届かない・折れていたときの対応

どれだけ気をつけても、届かない、遅い、折れていた、ということは起こり得ます。そのときに慌てないように、相談先と順番を整理しておきます。
届かないとき
普通郵便は土日祝の配達がないので、金曜に投函したものが週明けまで届かないのは普通です。発送から数日で届かない場合は、まず送った側が投函日時とポストの場所を思い出し、追跡をつけていれば追跡番号で状況を確認します。普通郵便で追跡がない場合は、日本郵便に「郵便物等が届かない」旨の調査を依頼できますが、記録のない郵便物の調査には限界があることは知っておいてください。相手と連絡が取れるうちは、お互いに状況を共有しながら待つのが基本です。
折れていた・濡れていたとき
届いたカードが折れていた、濡れていたという場合、まず開封前後の写真を撮ってから相手に連絡します。簡易書留や一般書留で送っていれば、損害要償額の範囲内で実損額の賠償を日本郵便に請求できる仕組みがあります。普通郵便、特定記録、クリックポスト、ゆうパケット、レターパックには損害賠償がないので、送る側が3層梱包をきちんとしていたか、受け取る側がそれを確認して納得していたか、が実質的な保険になります。
相手と連絡が取れなくなったとき
国民生活センターは、フリマサービスなど個人間の取引で起きたトラブルについて、トラブルの解決は原則として当事者間で行うものであること、困ったときは消費者ホットライン188に相談できることを案内しています。交換も個人間の取引なので、基本的な考え方は同じです。相手の住所と名前が分かっていても、自分で押しかけるようなことはせず、やりとりの記録(チャット・DM・投函の写真・追跡番号)をそろえたうえで、188や最寄りの警察の相談窓口に相談してください。相談先の一覧は役立つ情報源のページにまとめています。
トラブル時に役立つ記録
- 交換条件を決めたときのやりとり(カード名・状態・送り方・発送日)
- 相手から受け取った住所の文面と、自分が送った住所の文面
- 投函・差出の日時、ポストや窓口の場所、受付の控え、追跡番号
- 届いた封筒の外観と中身の写真(開封前後)
記事中の料金や条件は、執筆時点(2026年10月)に日本郵便の公式サイトで確認したものです。あくまで一般的な目安であり、正確な情報は公式サイトをご確認ください。トラブルが大きくなった場合の最終的な判断は、消費生活センターや弁護士などの専門家にご相談ください。
トレカ交換を郵送で気持ちよく終えるまとめ
最後に、この記事の内容を「送る前に決めること」と「送るときに選ぶこと」に分けて整理します。
送る前に相手と決めること
- 交換するカードと状態を写真で確認する
- 送り方(追跡の有無)と発送日を決める。基本は同時発送、先送りは諦められるカードだけ
- 住所を省略せずに交換し、封筒に書いたら文面と照らし合わせる
- 投函報告・追跡番号・到着報告を、どこに残すか決めておく
送るときに選ぶこと(2026年10月時点の料金)
- 推し活トレカ1〜3枚:定形郵便110円(厚さ1cmを超えたら定形外140円〜)
- 初めての相手・人気のカード:定形+特定記録320円、補償がほしければ簡易書留460円
- TCG10枚以上・デッキ:クリックポスト240円(原則ポスト投函・ID登録が必要)かゆうパケット360円
- スマートレターは追跡なし、ゆうパケットポストはフリマアプリ専用なので交換では使わない
トレカ交換を郵送で終えるコツは、特別なテクニックというより、「決めるべきことを先に決めて、やったことを報告する」の積み重ねです。これができる相手となら、送料110円の普通郵便でも気持ちよく取引が終わりますし、できない相手とは、どんなに補償をつけても不安が残ります。送り方の知識は、相手を見極めるための材料でもある、と思っておいてください。
モノスワでは、相手を探すところまでをアプリが担当し、送り方はチャットで2人で決めます。配送の仲介や匿名配送はありませんが、その分、この記事で紹介した送り方の中から、お互いにいちばん納得できる方法を選べます。ダブったトレカの交換相手を探すところから始めたい方は、App Storeからどうぞ。交換全体の流れや相手の探し方は、ハブ記事にまとめています。
無料・iPhone(iOS 16以降)・Android版は年末リリース予定
