こんにちは。モノスワ公式ブログ、運営者の「アキ」です。
このブログ「モノスワ公式ブログ」は、物々交換アプリ「モノスワ」の運営チームが、トレカ・推し活グッズ・バイク用品を「売って買い直す」のではなく「交換で手に入れる」ためのコツをまとめたサイトです。
このサイトで読めること
- 🔁 トレカ・グッズ交換のコツ(探し方・DM・郵送)
- 🃏 ジャンル別の相場と探し方(ポケカ・遊戯王・推し活トレカ)
- 📱 物々交換アプリの使い方と比較
使っていない物を売るのではなく、誰かの要らない物と交換したい。そう思って「物々交換アプリ」を検索すると、出てくるのは何年も前のニュースばかりで、いざApp Storeを開くと「配信されていません」と表示される。そんな経験をした方は多いかなと思います。
私はアプリ「モノスワ」の運営チームで宣伝を担当しています。モノスワも物々交換アプリのひとつなので、自分たちに都合よく書こうと思えば書けてしまう立場です。だからこそこの記事では、各サービスの公式サイトやApp Store、国税庁や国民生活センターといった公的機関に書かれている情報だけをもとに、できるだけフラットに整理します。モノスワが向いていないケースも、はっきり書きますね。
この記事では、物々交換アプリに終了が多い理由、2026年10月時点で実際に使えるサービスの3タイプ、ジモティー・ぐんぐん・SwapPark・モノスワそれぞれの仕組みと費用、物々交換の欠点、税金と法律の考え方、トラブルを避ける受け渡しの約束まで、順番に見ていきます。
この記事でわかること
- 2016年前後に話題になった物々交換アプリの多くが、今はどうなっているか
- 2026年10月時点で使える物々交換アプリを「地域掲示板型」「わらしべ型」「ジャンル特化型」の3タイプに分けた選び方
- ジモティー・ぐんぐん・SwapPark・モノスワの仕組み、費用、向いている物
- 物々交換の税金と法律を公的情報で確認する方法と、トラブルを避ける受け渡しのルール
物々交換アプリの現状と2026年に使えるサービス
前半では、まず「なぜ検索しても古い情報ばかりなのか」という疑問に答えたうえで、今も使えるサービスを3つのタイプに分け、それぞれの仕組みと費用を公式情報ベースで見ていきます。「一番いいアプリはどれか」ではなく、「自分が交換したい物ならどのタイプか」が決まるように書いていきますね。
物々交換アプリはなぜ終了が多いのか

「物々交換 アプリ」で検索すると、検索結果の上のほうに2016年のニュース記事が並びます。代表的なのが、株式会社ドリコムが2016年4月19日にiOS向けに正式リリースした「Clip(クリップ)」です。プレスリリースでは「物々交換をより身近にするCtoCアプリ」「『交換』『貸す』『ゆずる』でお金のいらない新しいEC」と紹介され、利用は無料でした。同じ2016年には、本・DVD・ゲームに特化した物々交換アプリも別の会社からリリースされています。
ところが2026年10月時点でApp Storeを確認すると、Clipは配信されていません。アプリ情報をまとめているサイトにも「現在、このアプリは配信されていません」と表示されています。同時期に話題になったほかの物々交換アプリも、公式サイトが見つからなかったり、ストアから消えていたりするものが目立ちます。終了の理由を各社が公表しているわけではないので、ここでは「なぜ終わったか」を断定せず、物々交換という仕組みそのものが抱える難しさとして、運営チームの目線で整理しておきます。
お金が動かないので運営の収入源がつくりにくい
フリマアプリは売買が成立するたびに販売手数料が入りますが、物々交換はお金が動きません。交換が何件成立しても、それ自体は運営の売上になりにくい構造です。広告や有料オプションで補うにしても、まず利用者の数が必要になるので、立ち上げ期ほど運営が苦しくなります。これは私たちモノスワも例外ではなく、だからこそ「どの費用をどこで賄うか」は最初から設計しておく必要がある部分です。
欲しい物と出せる物が一致する相手が少ない
物々交換が成立するには、自分が出せる物を相手が欲しがり、かつ相手が出せる物を自分が欲しがる、という二重の一致が必要です。経済学では「欲求の二重の一致」と呼ばれる、物々交換の昔からの弱点です。あらゆるジャンルの物を一つのアプリに集めると、投稿は増えても「自分にちょうどいい相手」はなかなか見つからず、利用者が離れていきます。後で紹介する現役サービスの多くが、地域やジャンルを絞っているのは、この弱点を小さくするためです。
配送とトラブル対応の負担が大きい
交換は双方が「送る側」と「受け取る側」を同時に担当するので、片方が先に送って届かない、届いた物の状態が説明と違う、といったトラブルの形がフリマより複雑になります。運営がそこまで面倒を見ようとするとコストがかさみ、見ないとなれば利用者が不安になる。このバランスを取り続けることが、小さな運営体制では難しかったのだろう、というのが運営チームとしての率直な感想です。
今も使える物々交換アプリの3タイプ

では、2026年10月時点で実際に使える物々交換のサービスはどれなのか。この記事を書くにあたって公式サイトとApp Storeを確認したところ、現役で動いているサービスは、大きく次の3タイプに分けられました。
- 地域掲示板型:ジモティーの「交換したい」カテゴリのように、地域の掲示板に「これを出すので、これと交換してほしい」と投稿し、近所の人と手渡しで交換するタイプ
- わらしべ型:ぐんぐんのように、自分の物を1つ出して、交換を重ねながらより欲しい物に近づけていく、物々交換そのものを楽しむタイプ
- ジャンル特化マッチング型:モノスワやSwapParkのように、トレカや推し活グッズといった特定のジャンルに絞り、アプリが相手探しを手伝うタイプ
どれが上という話ではなく、「何を交換したいか」で向き不向きがはっきり分かれます。家具や家電のように大きくて送りにくい物は地域掲示板型、何でもいいから物々交換をやってみたいならわらしべ型、トレカやグッズのダブりを同じ趣味の人と交換したいならジャンル特化型、というのが大まかな目安です。
| サービス | タイプ | 扱う物 | 相手の探し方 | 費用(執筆時点) | 対応 |
|---|---|---|---|---|---|
| ジモティー(交換したい) | 地域掲示板型 | ジャンルの制限なし(家具・家電から小物まで) | 地域の投稿を検索/自分で投稿 | 掲示板の利用は無料 | Web/iPhone/Android |
| ぐんぐん | わらしべ型 | ジャンルの制限なし | 出品(種植え)を見て交換申請(水やり) | 種植え無料・水やりは200肥料(サービス内ポイント)・決済機能なし | Web/アプリ |
| SwapPark | ジャンル特化型 | 推し活グッズ | 譲・求のキーワード検索 | 無料・匿名仲介配送は1回につき1P(210円〜) | iPhone(iOS 15.0以降)/Android |
| モノスワ | ジャンル特化型 | トレカ・推し活グッズ・バイク用品 | スワイプで「交換したい」、双方一致でマッチング | 無料・交換手数料なし(配送は仲介しない) | iPhone(iOS 16以降)・Android版は年末リリース予定 |
このほか、個人開発の物々交換アプリもいくつかApp Storeに残っていますが、最終更新が2024年で止まっているものもあり、この記事では「今も更新が続いていて、公式情報を確認できるサービス」に絞っています。古い紹介記事を見かけたら、App Storeのバージョン履歴の日付をセットで確認する癖をつけておくと安心です。
比較表を見て気づく方もいると思いますが、現役の4サービスはどれも「何でも全国の誰とでも」を狙っていません。ジモティーは地域で、ぐんぐんは遊び方で、SwapParkとモノスワはジャンルで、それぞれ範囲を絞っています。範囲を絞ると出品の総数は減りますが、そのぶん「自分と同じ物を探している人」に出会える確率が上がります。物々交換アプリを選ぶときは、出品数の多さより、自分の交換したい物がそのサービスの得意分野に入っているかを先に見てください。
地域掲示板型のジモティーで交換する方法
ジモティーは「地元の掲示板」をうたう、地域ごとの無料掲示板サービスです。中古品の売買や無料で譲る投稿が中心ですが、「助け合い」カテゴリの中に「交換したい」というカテゴリがあり、ここが物々交換の入り口になります。地域を選んでこのカテゴリを開くと、「こちらの家具と交換で○○を探しています」といった投稿のほか、トレカの交換を募集する投稿も見つかります。
ジモティーの交換が向いている物。ジモティーの強みは、地域が絞られていることと、ジャンルの制限がないことです。ソファや棚、自転車のように、郵送するには大きすぎる物でも、同じ市区町村の人となら車で受け渡しができます。逆に言えば、相手が近所にいなければ成立しにくいので、トレカ1枚のように全国どこの人とでも交換できる物には、やや向いていません。
使うときに知っておきたいこと。ジモティーは掲示板なので、交換の条件、受け渡しの場所、日時はすべて投稿者と希望者の間で決めます。配送や決済を運営が仲介する仕組みではありません。対面で受け渡す場合は、駅前や商業施設など人目のある場所を選ぶ、自宅の場所を伝えない、夜間を避けるといった、知らない人と会うときの基本を守るのが大前提です。ジモティーは一部の自治体とリユース促進の協定を結んでいて、自治体の案内ページから紹介されていることもあるので、地域の粗大ごみ削減の文脈でも使われているサービスだと言えます。
わらしべ型のぐんぐんの仕組みと費用
ぐんぐんは、わらしべ長者のように、自分の物を交換で次々と「育てていく」ことをコンセプトにした物々交換サービスです。公式サイトとFAQを確認すると、出品は「種植え」、交換の申し込みは「水やり」、そのために使うサービス内のポイントは「肥料」と、園芸の言葉で統一されているのが特徴です。
ぐんぐんの費用と流れ
公式情報によると、種植え(出品)は無料で、水やり(交換申請)には200肥料が必要です。肥料はサービス内で手に入るポイントで、サービス自体は完全無料、決済機能もありません。つまり、お金のやり取りが一切発生しない、純粋な物々交換の場として設計されています。交換が成立すると、相手に開示されるのは氏名と住所のみで、発送は元払い、追跡できる方法が推奨され、成立から7日以内を目安に発送する、という流れです。
ぐんぐんが向いている人
「特に欲しい物があるわけではないけれど、物々交換という体験をしてみたい」「交換を重ねて何になるか楽しみたい」という人に向いています。一方で、特定のカードや特定のグッズを狙って探すには、出品の数がジャンルごとに十分あるかどうかが大事になります。運営は個人で、利用規約の最終更新は2025年8月7日と比較的新しいので、サービスが続いているかどうかは公式サイトで確認したうえで使うのが安心です。アプリとWebの両方から利用できますが、ストアへのリンクは公式サイトから辿るのが確実です。
推し活グッズ特化のSwapParkの特徴
SwapParkは、推し活グッズの交換に特化したアプリです。App Storeの説明によると、「譲」と「求」を分けたキーワード検索、評価機能、定型フォーム中心のやり取り、そして運営が配送を仲介する匿名仲介配送が用意されています。アプリ自体は無料で、匿名仲介配送を1回使うごとに1P(210円〜)のポイントが必要、という料金体系です。iPhone(iOS 15.0以降)に加えてAndroid版もあります。
物々交換アプリ全体の中で見ると、SwapParkは「推し活グッズの交換で、住所を相手に知られたくない人」に向いたサービスです。この分野にはSwapPark以外にも、Yahoo!フリマのグッズ交換機能やトレポータルなど複数のサービスがあり、匿名配送の有無や費用で向き不向きが分かれます。推し活グッズの交換を主目的にしている方は、グッズ交換アプリの比較記事で各サービスの公式情報をまとめているので、そちらも合わせて読んでみてください。
スワイプで探せるモノスワの使い方
最後に、私たちが運営している「モノスワ」です。モノスワは2026年5月に公開した、トレーディングカード・推し活グッズ・バイク用品の3ジャンルに対応した物々交換アプリで、利用は無料、交換に手数料はかかりません。執筆時点ではiPhone(iOS 16以降)向けで、Android版は年末リリース予定です。

右スワイプで「交換したい」、双方一致でマッチング
使い方はシンプルで、まず自分のダブっているカードや使わなくなった用品を1つ撮って出品します。すると、ほかの人の出品がカード形式で表示されるので、欲しければ右にスワイプして「交換したい」、違えば左にスワイプして「スキップ」。お互いが「交換したい」とスワイプしたときだけマッチングが成立し、アプリ内のチャットが開きます。X(旧Twitter)で何十件もDMを送って相手を探す手間を、スワイプに置き換えた形です。出品するときに「欲しいカードや用品のタイトル」を設定しておけるので、相手の側からも「この人は自分の出品を欲しがっている」と分かりやすく、マッチングの精度が上がります。

マッチング後は取引チェックリストと受取確認で進める
マッチングが成立すると、チャット画面に「まずは挨拶を送って、発送方法を決めましょう」という案内と、取引チェックリストが表示されます。発送方法と住所はこのチャットでお互いに決め、届いたら「受取確認」を押して完了、取引完了後にはお互いを評価する仕組みです。通報とブロックの機能も用意しています。
モノスワに向いていないケース
- 対応はトレカ・推し活グッズ・バイク用品の3ジャンルです。家具や家電、本などの物々交換には使えません
- 配送は仲介していないので、匿名配送はありません。発送方法と住所は、マッチング後にチャットでお互いに決めます
- 執筆時点ではiPhone(iOS 16以降)のみです。Android版は年末リリース予定です
運営チームの紹介はモノスワ運営者情報のページにまとめています。
整理すると、大きな物を近所の人と交換したいならジモティー、物々交換そのものを楽しみたいならぐんぐん、推し活グッズで匿名配送が必要ならSwapPark。そして、トレカ・推し活グッズ・バイク用品のダブりや使わなくなった物を、同じ趣味の人とスワイプで探して交換したいなら、モノスワを試してみてください。出品は1つからで、費用はかかりません。トレカに絞ってアプリを比べたい方はトレカ交換アプリの比較と選び方もどうぞ。
無料・iPhone(iOS 16以降)・Android版は年末リリース予定
物々交換アプリを安心して使うための基礎知識
後半では、どのサービスを使うにしても共通で知っておきたいことをまとめます。物々交換の欠点、税金、法律、そしてトラブルを避けるための受け渡しの約束です。税金と法律については、私たちは専門家ではないので、公的機関の公開情報を紹介するところまでにとどめ、個別の判断は専門の窓口に相談することをおすすめします。
物々交換の欠点と向いていない物
物々交換は「お金を使わずに欲しい物が手に入る」という魅力がある一方で、売買にはない欠点もあります。使い始める前に知っておくと、「思っていたのと違う」を減らせます。
1つ目の欠点は、相手が見つかるまでに時間がかかることです。前半で触れた「欲求の二重の一致」の問題です。自分の出す物を欲しがる人の中から、さらに自分の欲しい物を持っている人を探すので、売買より相手探しに時間がかかります。急いで手放したい物、すぐに欲しい物には向きません。アプリ側でマッチングを手伝ったり、ジャンルを絞ったりしているのは、この時間を短くするためですが、ゼロにはなりません。
2つ目は、価値の釣り合いを自分たちで判断する必要があることです。売買なら価格で折り合いがつきますが、交換は「この1枚とこの2枚なら釣り合うか」をお互いが納得するしかありません。相場をある程度知っておかないと、あとから「損をした」と感じやすいのも物々交換の難しさです。交換前に、同じ物がフリマアプリでいくらで取引されているかを確認しておくと、話が早くなります。
物々交換に向いていない物
価値の差が大きすぎて釣り合う相手を見つけにくい高額品、状態の判断が難しい精密機器、サイズや好みが細かく分かれる衣類などは、交換より売買のほうがスムーズなことが多いです。逆に、同じ趣味の人の間で「ダブり」が日常的に出るトレカや推し活グッズは、お互いに「余っている物」と「欲しい物」がはっきりしているので、物々交換と相性がいいジャンルだと言えます。
税金はかかるのか公的情報で確認
「物々交換に税金はかかるのか」は、よく検索されている疑問です。ここは私たちが判断する領域ではないので、国税庁が公開している情報を紹介します。
国税庁のタックスアンサーNo.3105「譲渡所得の対象となる資産と課税方法」では、資産の譲渡による所得は譲渡所得として課税の対象になる一方、「生活用動産」、つまり家具、通勤用の自動車、衣服などの生活に通常必要な動産の譲渡による所得は課税されない、とされています。ただし、貴金属や宝石、書画、骨とうなどで、1個または1組の価額が30万円を超えるものは、この「課税されない生活用動産」から除かれています。
交換も「譲渡」に含まれ得ます。税法上の「譲渡」は、売買だけでなく交換も含まれる広い概念です。なので、物々交換だから税金と無関係、と考えるのは正確ではありません。とはいえ、個人が日常的に使う物を交換する範囲であれば、上の生活用動産の考え方が目安になります。
迷ったら相談する先。1個または1組で30万円を超えるような高額なカードや用品を交換する場合、あるいは営利目的で繰り返し交換を行っている場合は、課税関係が変わる可能性があります。この記事では「かかる・かからない」の個別判断はしません。該当しそうな方は、所轄の税務署や税理士に、具体的な状況を伝えたうえで確認してください。
法律面で気をつけたい反復継続の線引き
「物々交換は合法なのか」という検索もよく見られます。個人が自分の持ち物を、使う目的でほかの人の持ち物と交換すること自体を禁止する法律はありません。ただし、関係してくる可能性がある法律として、中古品の売買や交換を「業として」行う場合に許可が必要になる古物営業法があります。
「業として」の線引きは自分で決めつけない。古物営業法で許可が必要になるのは、古物を「業として」売買・交換する場合です。自分で使うために買った物や、使わなくなった物を手放す範囲であれば、一般に古物営業には当たらないと説明されることが多いのですが、「どこからが業なのか」は、取引の回数、目的、利益を得る意図などから総合的に判断されるもので、明確な数字で線が引かれているわけではありません。この記事でも「個人なら許可は要らない」と断定はしません。
相談先は警察署の生活安全課です。転売や交換を目的に仕入れを繰り返している、交換で得た物を継続的に売っている、という状態に近づいてきたら、古物営業法の許可が必要かどうかを、住んでいる地域を管轄する警察署の生活安全課に確認してください。古物商許可の申請窓口もそこです。アプリの運営チームとしては、モノスワを含めどのサービスも「個人が自分の物を交換する場」として使うことを前提に考えてもらえればと思います。
トラブルを避ける受け渡しと発送の約束

物々交換のトラブルは、売買より少し複雑です。双方が送る側でもあり受け取る側でもあるので、「先に送ったのに届かない」「届いたら説明と状態が違う」が同時に起こり得ます。国民生活センターは2025年9月2日に、フリマサービスで偽物が届いた、出品した物が偽物と言われた、といった相談事例を公表し、フリマサービスではトラブル解決は原則として当事者間で行うことになっている、利用規約をよく読んで使い方を理解したうえで利用する、と呼びかけています。物々交換のサービスも、運営が配送や決済を仲介しないものが多いので、同じ前提で考えておくのが安全です。
送る前に文字で残しておくこと
マッチングや投稿への返信のあと、実際に物を動かす前に、次の4つをチャットや掲示板のメッセージで文字に残しておくと、トラブルの大半を避けられます。
- 何と何を交換するか:品名、枚数や個数、状態(傷・使用感)を写真つきで確認し合う
- どう渡すか:対面なら場所と日時、郵送なら発送方法と、追跡できる方法にするかどうか
- いつまでに送るか:お互いの発送目安日。同時発送にするか、どちらかが先に送るか
- 届いたらどうするか:受け取ったら連絡する、受取確認や評価を行う、まで含めて1セットにする
対面と郵送それぞれの基本
ジモティーのような地域掲示板型で対面交換をする場合は、人目のある場所を選び、自宅には呼ばない、夜間を避ける、可能なら家族や友人に行き先を伝えておく、という基本を守ってください。その場で現物を確認してから交換するのが、対面の一番のメリットです。
郵送する場合の基本。トレカやグッズを郵送するときは、スリーブと硬質ケースで保護し、水濡れ対策をしたうえで、できれば追跡できる方法を選びます。送ったら追跡番号を相手に伝え、届いたら受け取った側がすぐに連絡する。これだけで「送った・届いていない」のすれ違いはほぼ防げます。封筒や梱包材の選び方、切手の料金など、郵送の具体的な手順はトレカ交換のやり方の記事で詳しく解説しています。送り方ごとの料金と追跡の違いはトレカ交換の郵送のやり方にまとめました。
それでもトラブルになってしまったときは、まずサービスの通報機能や問い合わせ窓口に連絡し、解決しない場合は消費者ホットライン「188」に相談してください。詐欺が疑われる場合は、警察相談専用電話「#9110」も使えます。公的な窓口の一覧は役立つ情報源のページにまとめています。
目的別に選ぶ物々交換アプリのまとめ
物々交換アプリの選び方まとめ
- 2016年前後に話題になった汎用の物々交換アプリは、現在配信されていないものが多い。古い紹介記事はApp Storeの更新日とセットで確認する
- 終了が多い背景には、お金が動かず収入源がつくりにくいこと、欲しい物と出せる物が一致する相手が少ないこと、配送とトラブル対応の負担がある
- 2026年10月時点で使えるのは、地域掲示板型(ジモティー)、わらしべ型(ぐんぐん)、ジャンル特化型(SwapPark・モノスワ)の3タイプ
- 大きな物は地域掲示板型、物々交換そのものを楽しむならわらしべ型、トレカ・推し活グッズ・バイク用品ならモノスワ、推し活グッズで匿名配送が必要ならSwapPark
- 税金は国税庁のタックスアンサーNo.3105の「生活用動産」の考え方が目安。1個または1組30万円超の物や営利目的の繰り返しは税務署や税理士に確認
- 古物営業法の「業として」の線引きは自分で決めつけず、迷ったら警察署の生活安全課へ
- 送る前に「何と何を」「どう渡すか」「いつまでに」「届いたらどうするか」を文字で残す
各サービスの料金や仕様は変わることがあるので、正確な情報は必ず各公式サイトやApp Storeで確認してください。税金や法律に関する記述は公的機関の公開情報をもとにした一般的な説明で、個別の判断をするものではありません。迷ったときは、紹介した公的な相談窓口や専門家に相談するのがいちばん確実です。
この記事で紹介した4つのサービスは、2026年10月時点で公式サイトやApp Storeの情報を確認できたものです。この分野は入れ替わりが早いので、半年後に読んでいる方は、各サービスが今も動いているかをもう一度確認してから使い始めてください。私たちも、状況が変われば記事を更新していきます。
物々交換アプリは、たくさんのサービスが生まれては終わってきた分野です。だからこそ、今使えるサービスを選ぶときは「何でも交換できる」より「自分が交換したい物が集まっている」ことを基準にするのが、相手が見つかる近道だと私たちは考えています。
もし手元にあるのが、ダブったトレカ、推しが出なかったランダムグッズ、乗り換えて使わなくなったバイク用品なら、それを1つ撮って出品するだけで始められるモノスワを、選択肢に入れてみてください。
無料・iPhone(iOS 16以降)・Android版は年末リリース予定
